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信州伊那井月俳句大会

信州伊那井月俳句大会

 漂泊の俳人、井上井月を偲ぶ「信州伊那井月俳句大会」が29日、伊那市の高遠町総合福祉センターやますそで開かれた。
 俳句大会の表彰式が行われ、受賞者に賞状が贈られた。
 第19回信州伊那井月俳句大賞には、塩尻市の樋口芦笛さんの作品「植樹祭 霧が雫と なりにけり」が選ばれた。
 ICT放送エリア内では、伊那市長賞に箕輪町の井原茂雄さんの作品「長生きに 深き淵あり 冬の虹」が、
長野日報社賞には伊那市の溝口幸子さんの作品「駅前の パン屋が好きで 街薄暑」が選ばれている。
 また、小中学生の部で特選に選ばれた児童や生徒にも賞状が贈られた。
 今年は、一般の部に1247句、小中学生の部に5654句の作品が寄せられ、遠くは埼玉県の小学校からも応募があったという。
 井月俳句大会実行委員会の城取信平委員長は「多くの人たちから作品が寄せられ大変うれしい。俳句大会をこれからも長く続けていきたい」と話していた。

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