水難事故に備え着衣泳
伊那北小学校
伊那市の伊那北小学校で30日、水難事故に備え服を着たまま水にはいる着衣泳が行われた。
2年生2クラス約70人が体験した。
伊那北小では、プールが終わる毎年この時期に着衣泳を行っている。
児童らは、徐々に水の中に入っていき頭まで水につかった。
水を含んで服が重くなり、水着で泳ぐときとの違いを実感していた。
伊那北小学校では、「服に入り込んだ空気により視界が悪くなることや、体は浮くが手足が動かしにくくなることなどを体験してもらいたかった。水の事故は命に関わるということを忘れないでほしい」と話していた。
最後に児童らは、いざという時は浮いている物につかまり慌てず救助を待つなどの対処法を教わった。