西箕輪保育園起工式
来年4月開園予定
来年4月の開園を目指す、伊那市の仮称・西箕輪保育園の安全祈願祭・起工式が、2日行われました。
2日は、市の関係者や建設を行う業者、地区住民など40人ほどが参加し、工事の安全を祈願しました。
仮称・西箕輪保育園は、大萱保育園と西箕輪北部保育園の統合に伴い新たに建設されます。
場所は、西箕輪小学校の学校林として使用されていた市有地で、小学校・中学校と隣接しています。
敷地面積は、およそ8200平方メートルで、建物は、木造平屋建て、延床面積は1600平方メートルです。
市内の保育園としては2施設目となる太陽光発電設備が設置されるほか、ペレットボイラーも導入されます。
学校林に生えていたヒノキやカラマツも集成材として建物の柱や床などで活用される予定です。
起工式で、白鳥孝伊那市長は、「近くにある小中学校のお兄さん・お姉さんに見守られながら、自然豊かな西箕輪の地で、園児たちにすくすくと育って欲しい」と挨拶しました。
保育園建設の総事業費は、4億2000万円で、主に合併特例債が充てられます。
伊那市が平成13年に計画した保育園の統廃合は、西春近、美篶、富県と続き、西箕輪保育園をもって終了することになります。
西箕輪保育園は、来年3月下旬完成予定で、4月に開園します。
なお、保育園の名称は、地元の検討委員会などと相談し、今年中に決めるということです。