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諏訪圏工業メッセ始まる
上伊那6団体・10社も出展

諏訪圏工業メッセ始まる<br>上伊那6団体・10社も出展

 製造業を中心に255社が集まる諏訪圏工業メッセが13日から、諏訪市の諏訪湖イベントホールで始まった。15日まで。4回目。上伊那からも、伊那市の業者などでつくるニューフロンティアin伊那や、箕輪町商工会、宮田村商工会など6つの関連団体と、独自参加の10社が参加。商工団体はそれぞれ5社ほどの共同出展が多く、総計で約40社が、自社の誇る技術と製品を展示している。
 微細加工・パイプ加工・表面処理などの多ジャンルで高い水準の部品を並べた宮田村商工会、プレスと成型など複合加工部品や鋳造部品など多彩な製品を並べた飯島町商工会、切削や精密を中心にプラスチックのアイデア技術を並べたニューフロンティアin伊那窶狽ネどは、地域の特色を強調。
 箕輪町は、商工会工業部会が、20センチ四方のプラケースに製品を入れた「一社逸品」シリーズを約20社陳列しているほか、組立ロボットや搬送装置関連などの企業の独自ブースを増やした。南箕輪村も商工会工業部会が、権兵衛トンネル開通に向けて村の観光案内も兼ねたブースを出しているほかに、検査機器組立てや光ファイバーの加工など特色ある企業が出展している。
 企業独自のブースでは、自社の生産管理システムを他社用に適合できるようにして売り出したNEC長野や、独自のコンピュータロボット工学で3次元の形状検査機などを展示するアルゴル、諏訪東京理科大と共同開発した2足歩行ロボットを初出展したインターブリッジなど、上伊那企業は多くの注目を集めていた。
 ニューフロンティアin伊那で出展したキューズの宮下久さんは「技術レベルを見ることも重要だが、部品加工業者が、自動車とか光学とか、どういうジャンルで新しい動きをしているかを知ることが重要」とメッセ参加の意義を話した。

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