箕輪中部小 直江津遭難慰霊の日
児童や同級生が冥福を祈る
68年前、修学旅行で高波にさらわれ5人が亡くなった中箕輪国民学校の直江津遭難事故。
箕輪中部小学校では、海で亡くなった5人の冥福を祈ろうと、13日児童らが慰霊碑に花を手向け手をあわせました。
13日朝、児童らは花を手に登校し校庭東側に立つ慰霊碑に供え手を合わせていました。
この献花は毎年児童会が中心となり行っていて碑の前には長い列ができていました。
修学旅行での事故は、今から68年前の昭和17年9月13日に起こりました。
中箕輪国民学校、現在の箕輪中部小学校の6年生が、新潟県直江津の海を訪れ、高波にさらわれ5人が死亡したものです。
搏美六人力会同級生の冥福を祈る
また、今日は、当時の同級生でつくる搏美六人力会(うつみろくにんりきかい)のメンバーおよそ40人程が慰霊碑前に集まり、読経などを行いました。
同級生は、当時の牛沢搏美校長から名前をとり、亡くなった5人と自分自身を合わせて「搏美六人力会」をつくり、毎年、事故のあった日に慰霊碑前で、冥福を祈っています。
会のメンバーは、今年で80歳になります。