新宿区の小学生が森林を体験
自然の森を体験しようと、東京都新宿区の小学生が14日、伊那市のますみヶ丘平地林にある「新宿の森」を訪れました。
この日は、新宿区にある牛込(うしごめ)仲之(なかの)小学校の6年生46人がますみヶ丘平地林を訪れ、イワナのつかみどりなどを体験しました。
新宿区では、身近にはない自然を子どもたちに体験してもらうための取り組みを行っています。
そのうち、牛込仲之小学校では、伊那市が新宿区に無償で貸し出しているますみヶ丘平地林内の「新宿の森」を去年から訪れています。
子どもたちは、この森を管理する「伊那谷森と人を結ぶ協議会」のメンバーに教わりながら、つかみどりしたイワナを自分たちでさばき、塩焼きにしました。
また、間伐材を使ったネームプレート作りにも挑戦していました。
伊那谷森と人を結ぶ協議会代表の稲辺謙次郎さんは、「都会の子どもたちには、実体験を通して自然の素晴らしさを感じてもらいたい」と話していました。