伊那市民美術会が展示
素朴な作品が並ぶ 18日まで
伊那市民美術会(赤羽久仁成会長、65人)の第28回美術展が13日、伊那市生涯学習センター2階ギャラリーで始まった。洋画、日本画など57点がそろう。18日まで。
絵画は10号以下と小作で、かやぶき屋根に柿の木などを描いた「初秋の伊那谷」、ピンク色の桜並木を題材にした「坂戸橋」、「宝剣岳初雪」など地元風景が多い。そのほか、ステンドグラスや陶芸なども並ぶ。
赤羽会長は「近作が中心。個性ある、市民の素朴な作品を見ていただきたい」と話している。
美術会は絵画、陶芸、ステンドグラスなど分野は幅広く、プロ・アマを問わず、市民と市出身者で構成される。写生会やデッサン会など活動を展開。来年3月に高遠町・長谷村と合併することから、広く会員を募っていきたいとしている。
開館は午前9時から午後6時(最終日5時)まで。無料。