性教育講座第4回
駒ケ根市男女共同参画推進講座、人権教育推進委員会、性教育プロジェクト会議は13日、「親のための知恵袋学習会」第4回講座として「性に関する犯罪の実態とその予防」と題した講演会を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。約100人が集まり、駒ケ根警察署生活安全・刑事課の前島昭文係長の話を聞いた=写真。
前島係長は中学生、高校生を中心とする18歳未満の性に関連する犯罪について事例を交えながら「携帯電話やインターネットが性犯罪の温床になっている。特に女子中・高生が遊ぶ金欲しさに出会い系サイトを利用して援助交際の相手を募集するケースが多く、その実態はまったくひどいものだ。南信でも何件かの検挙事例があり、決して他人事ではない」として、周囲が犯罪の前兆を見逃さないよう訴えた。