【カメラリポート】 伊那の古城 改訂版出版
上伊那地域の古い城についてまとめられた本「伊那の古城」が、改訂され、今月出版されました。
新装改訂された「伊那の古城」。作者は、宮田村の 文化財保護委員などを務めた、故・篠田 徳登さんです。
1971年に初版発行、その後絶版に
上伊那に残る古い城について、伊那毎日新聞に1964年、昭和39年から300回近く掲載された記事をまとめたもので、紹介された城は70以上になります。
1971年・昭和46年に初版が発行され、その後、絶版となっていました。
手に入れたいとの声受け、改訂版を出版
上伊那の古城が詳しく紹介された本として、手に入れたいという声を受けて、初版の発行に関った伊那市の春日愚良子さんが、出版社に持ちかけ、文字を大きくするなど改訂し、出版しました。
春日さんは、「現場に足を運んで調べられた大変貴重な本。自分の地元の歴史を感じることもできる。上伊那の古城に関する本としては、これほどの本は、他にないのではないか」と話しています。
この伊那の古城は、定価1905円(税別)で、県内の書店で購入できます。