伊那市実質公債比率19.0% 県内19市の中で最も高い数値に
長野県は21日、H21年度決算に基き市町村財政の健全化判断比率の速報値を発表しました。
それによりますと伊那市の実質公債比率は19.0%で、大町市と並んで県内19市の中で最も高い数値となっています。
県の発表によりますと伊那市の実質公債比率は19.0%で19市中最も高く、最も低いところは佐久市の6.7%となっています。
実質公債比率は、数値が低いほど健全な財政とされています。
今回の速報値では、伊那市を含めた上伊那の市町村で早期健全化基準の25%を超えたところはありませんでした。
伊那市の実質公債比率は、生涯学習センターの建設や大型の道路整備が影響し、ピークは平成18年度の20.8パーセント。
以降は年々減少していて来年度は18パーセントに下がる見込みです。
財政課では、「さらなる健全化につとめたい」としています。