十五夜 旧井澤家住宅にオカラコお供え
伊那市西町の旧井澤家住宅を管理している伊那部宿を考える会は25日、十五夜の行事としてオカラコを供えました。
伊那部宿を考える会では、地域の伝統を伝えていくため、毎年オカラコ作りをしています。
オカラコは、もち米から作る団子で、2晩水に浸けたもち米を丸めて団子にします。
上伊那地域では、昔、多くの家庭で十五夜に合わせてオカラコが作られていました。
この日は、伊那部宿を考える会の会員が作ったオカラコと、カボチャやサトイモなどの野菜を縁側に並べ、月に供えていました。
オカラコは26日、会員に配り、各家庭でオカラコ汁にして味わうということです。