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2511/(月)

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伊那市が金融業者を提訴

 伊那市は27日、滞納分の税金を回収するため、長野市の金融業者に対し、訴訟を起こしました。
 27日は、伊那市代理人の長谷川洋二弁護士が長野地方裁判所伊那支部に訴状を提出しました。
 訴訟は伊那市が長野市の金融業者、株式会社コムレイドに対し起こしたもので、およそ434万円の支払いを求めています。
 これは、住民税などを滞納していた市民がコムレイドに払い過ぎていた利息を、この市民に代わって伊那市が請求するものです。
長谷川弁護士によりますとこの市民は40代後半の男性ということで滞納していた金額は、およそ37万円です。
伊那市が勝訴した場合、滞納額以外のおよそ395万円は、この市民に返されるということです。
伊那市では訴訟を起こしたことについて、「何もしなければ、税収にはならない。納税対策として手をつくしたい。」と話しています。
一方コムレイドは「訴状を見ていないのでコメントできない」としています。

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