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伊那小児童 西天水路を掃除

子ども達が掃除を提案

伊那小児童 西天水路を掃除

 伊那市の伊那小学校の児童は、上伊那の農業用水路について学ぶ中で、西天竜幹線用水路にごみが多く捨てられている事を知り、4日、箕輪町大出の深沢サイホンを掃除しました。 
 4日は、あいにくの雨となりましたが、雨具を身につけた子ども達が、箕輪町大出の深沢サイホンで、空き缶やペットボトルなどのごみを拾いました。
ごみを拾ったのは、伊那小学校4年仁組の子供たちです。
 仁組は、8月に、上伊那各地の農業用水の施設を見学しました。
 その中で、西天の水路にごみが多くあることに気付いた児童がごみ拾いを提案し、西天の水路を管理する西天竜土地改良区などに呼びかけ、4日、ごみを拾うことになりました。
 子どもたちは、分別しながらごみを集めていました。
 西天竜幹線用水路は、諏訪湖の釜口水門から、伊那市の小沢川まで25キロに渡り整備されている水路です。
 辰野町・箕輪町・南箕輪村・伊那市の3100戸の農家が、水田に水を引いています。
 水路への不法投棄が後を絶たず、今年2月には、深沢サイホンの3本ある水路管の1本から、5トンものごみが撤去されました。
 ごみ拾いを終えた子どもたちは、今後、ごみが捨てられないように、柵を高くしたり、ごみ捨て防止を呼びかける看板を設置することなどを西天竜土地改良区などに提案しました。
 西天竜土地改良区では、不法投棄防止にむけて、子どもたちの提案を参考にしていきたいとしています。

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