調理師が料理の腕前競う
県調理師会料理コンクール上伊那大会
県内の調理師がその腕前を競う、県調理師会料理コンクール上伊那大会が6日、駒ヶ根市で開かれました。
コンクールは調理師の資質向上などを目的に、社団法人長野県調理師会が開いたもので上伊那での開催は平成3年以来19年ぶりとなります。
会場には県内の調理師会会員による料理と長野調理製菓専門学校生の料理、およそ350点が並べられました。
コンクールは日本料理や西洋料理、デザートなど8つの部門に分かれて行われました。
食材には信州の特産物や伝統野菜を使うことなどが定められているほか、原価も部門ごとに上限が定められています。
審査は郷土色豊かで趣きがあるか、季節感があり食欲がそそられるかなど4項目で採点されました。 コンクールでは長野や松本の調理師の作った料理が知事賞などを受賞していました。
調理師会では食文化の継承や郷土料理の普及により観光振興や地域活性化に努めていきたいとしています。