伊那総合物産展・商工祭
伊那の名産品や工業製品などが一堂に並ぶ「伊那総合物産展・商工祭」が、9日から伊那商工会館で始まりました。
伊那総合物産展・商工祭は、地元企業の技術力や開発力を地域の人達にも知ってもらい、名産料理も多くの人に味わってもらおうと毎年開かれています。
今回で62回目を迎えました。
今年は「イナエコフェア2010」をテーマに開催され、ソーラーパネルやIHクッキングヒーターなど、各社がエコをテーマに商品を展示していました。
また、クマやニホンジカなど全国的に問題になっている野生鳥獣を捕獲するオリも出品され、注目を集めていました。
オリを出品した株式会社藤沢精機の保科忠由会長は「農作物を作るたびに食べられていたら農家もやる気をなくしてしまう。少しでも力になることができれば」と話していました。
昼時になると、伊那名物ローメンの早食い大会が行われました。
小中学生の部、一般男性の部、女性の部で行われ、参加者たちが負けじと麺を口に運んでいました。
今年は例年並みの80の企業や団体がブースを出していて、去年よりブースを拡大した企業もいくつかあるということです。
会場を訪れたある男性は「身近にある企業がどんなものを作っているのかを知る良い機会だと思う。」と話していました。
伊那総合物産展・商工祭は、10日も伊那商工会館で開かれ、時間は午前10時から午後4時までとなっています。
なお、伊那ケーブルテレビでは会場で加入者を対象にデジタルチューナーの無料配布を行っています。