師田名誉住職が平和・共存訴える
JA西箕輪支所で講演
仲仙寺の名誉住職、師田賢説さんが、自身の戦争体験に基づき、平和の大切さと人種を超えた共存の必要性について17日講演しました。
伊那市の西箕輪社会福祉協議会主催による健康と福祉を考える集い、「第15回寄り合いの庭」の行事の一環として行なわれたものです。
師田さんは、「平和と人種」土着民とともに生きるのテーマで講演しました。
師田さんは、第2次世界大戦中、シンガポールからインドネシアを経由してニューギニアに上陸し、蛇やカエルを食べて飢えをしのいだ体験を話しました。
現地の黒人からは、「肌の色は違うが目の色は同じだ」と言われ、親しみを感じながら共にいきぬいたエピソードを紹介し、同じ人間として支えあうことの大切さを訴えていました。