土砂崩落地にどんぐりの木を植樹
伊那市西春近諏訪形の地区住民らは、17日、平成18年豪雨で土砂災害のあった傾斜地にどんぐりの苗木を植えました。
この日は地区住民およそ20人が参加して、クヌギやコナラなど、どんぐりの苗木100本を植えました。
諏訪形では、平成18年の豪雨災害の教訓を活かそうと、2年前に「諏訪形区を災害から守る委員会」を設置しました。
委員会では、土砂崩落の激しかった、釜が洞上流付近に丈夫で根がつきやすいどんぐりの苗木を植樹することにしました。
参加した地区住民らは、急な斜面に苦労しながらスコップで穴を掘り、苗木を植えていました。
小林良幸区長は「今回植えた100本の苗木全てがこの地に根を張って、土砂災害のない場所になってほしい」と話していました。
諏訪形区では、今後も被害のあった箇所で植樹を行っていく予定です。