田楽座稽古場公演
伊那市富県を拠点に活動している「歌舞劇団田楽座」の稽古場公演が、17日に行われました。
田楽座の稽古場公演は、地域の人たちへの感謝を込めて、また新しい演目を試す場として毎年行われていて、今年で19回目になります。
この日は、昼、夜の2回公演が行われ、昼の部には250人、夜の部には180人が集まりました。
獅子舞では、眠った獅子にひょっとこがいたずらをしているうちに起こしてしまうという軽妙なかけ合いと、迫真の舞を披露していました。
会場を訪れた人たちは、まるで生きているかのような獅子の動きに見入っていました。
あるスタッフは「多くの人に来てもらいとてもうれしい。稽古場ならではの公演を楽しんでもらえたと思う」と話していました。
なお、田楽座では来年2月20日に2年ぶりとなる伊那での公演を予定していて多くの来場を呼びかけています。