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南原保育園が国内クレジット制度の承認受ける

二酸化炭素排出削減の認証制度

南原保育園が国内クレジット制度の承認受ける

 南箕輪村の南原保育園は、経済産業省が進める、二酸化炭素排出削減への取り組み、国内クレジット制度の承認を受けました。
 国内クレジット制度は、二酸化炭素の排出を削減した量を金銭に換算するものです。
 企業と自治体などが契約を結び、自治体などが削減した二酸化炭素の量に応じて、企業から金銭を受け取ります。
 企業にとっては二酸化炭素削減の目標を達成しやすくなるというメリットがあります。
 この制度の承認を受けたのは、自治体として上伊那では南箕輪村が初めてで、県内では12番目となります。
 今回契約を結んだのは、南箕輪村の南原保育園と東京のコンサルティング会社イースクエアです。
 南原保育園では二酸化炭素排出削減のためペレットボイラーを導入していて、これによる年間の削減量はおよそ43トンとなっています。
 他に、太陽光発電システムの導入により、年間およそ7トンが削減されていて、ペレットボイラーと合わせて、およそ50トンの削減量となっています。
 契約はイースクエアから今年7月に呼びかけがあり南箕輪村が応じたもので契約期間は平成25年の3月31日までとなっています。
 二酸化炭素1トン当たりの削減量は、およそ1,000円で換算されるということで、年間およそ5万円を南箕輪村が受け取ることになります。
唐木一直村長は、「金額的には少ないが環境に優しい村というイメージづくりに努めたい」と話しています。

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