上伊那の景気 若干厳しさ和らぐ
あるしんレポート 年末にかけて悪化の予測
あるしんがまとめている上伊那の景気レポートによると、今年7月から9月の景気は、依然として全業種で深刻な状況ではあるものの、若干ではあるが厳しさが和らぐ傾向にあるとしています。
アルプス中央信用金庫が、3ヶ月ごと発表している伊那谷経済動向・中小企業景気レポートによると、7月から9月は、業況を判断する指数DIが、マイナス19.5で、4月から6月に比べ12.2ポイント改善し、6期連続して改善が図られたとしています。
依然として、全ての業種でマイナス領域にありますが、不動産業以外の業種で改善が見られ、卸売業では、34.5ポイント、サービス業で18.2ポイント、小売業で13.2ポイント、製造業で10.3ポイント改善されています。
レポートは、若干ではあるが厳しさが和らぎ、改善基調を持続・維持する傾向にあるとしています。
ただ、年末にかけての見通しは、低調感が増し、業況は落ち込む見通しとなっています。