宮田村の鞍成さん親子が少林寺拳法国際大会で優秀賞
宮田村町1区の鞍成栄治さん(41)健人君(9)親子が、少林寺拳法国際大会(9、10日福井県サンドーム福井)親子の部に出場。国内外の強豪が集まる4年に1度の大会で、堂々とした演舞を披露し、優秀賞を獲得した。初めて参加した県大会で優勝し、世界の舞台を踏んだ快挙に2人は「今後もペアを組んでいきたい」と話している。
親子がペアになって、互いに技をかけあう同部門。鞍成親子は国内のほか、ニュージーランド、アメリカなどの代表に交じって技の冴えを披露した。
最優秀を獲りたいと臨んだ健人君に対し、栄治さんは「バチバチ緊張しました」と対称的。しかし、約2分間の本番は無心で、経験の薄さを感じさせない息のあった演舞をみせた。
少林寺拳法を始めたのは、健人君が先で4歳の時。横浜から宮田村に引っ越してきてからも村の教室に通っていたが、2年前から栄治さんも一緒に習い始めた。
親子で大会に出場したのは今年7月の県大会が初めて。「こんなに順調にいくとは」と話すが、国際大会の前も連日のように稽古を積んだ。
「純粋に親子が同じ趣味を持てるのは最高で、楽しい」と栄治さん。来年は国際大会がなく全国大会が目標となるが、健人君は「また来年も一緒に出場したい」と話した。