高遠菓子商組合 工芸菓子制作
高遠城址の秋まつりで展示
伊那市高遠町の菓子店など4店でつくる高遠菓子商組合は、今月30日から開かれる高遠城址の秋まつりに工芸菓子を展示します。
21日は、伊那市高遠町の菓子店あかはねに組合員3人が集まり、作品作りをしました。
秋まつりでの展示は、工芸菓子の魅力を広く知ってもらおうと3年前から行っています。
今年は、初めて信州高遠美術館で展示することになりました。
この花びら1枚1枚も、このもみじも、すべて菓子でできています。
花だけでなく、一見本物に見えるこの木も、もち米の粉やあんこ、砂糖などをねって形にし、焼き小手で焦げ目をつけ作られたものです。
工芸菓子は、もち米の粉と砂糖を合わせた雲平と、あんこともち米の粉を合わせた餡平を使い分けて作ります。
高遠城址の秋まつりは30日からで、完成した作品は信州高遠美術館に飾られることになっています。