南大東島の子どもたちが交流
伊那西小の子どもたちとキノコ狩り
沖縄県南大東島の小学生6人が27日、伊那西小学校の児童と交流しました。
南大東小学校と伊那西小学校は、南大東島の特産品、青パパイヤが縁で交流が行われています。
南大東小学校から訪れた5年生の男子2人と女子1人、6年生の女子3人の合わせて6人は25日に伊那市に到着し、伊那西小学校の児童宅にホームステイしました。
27日は伊那西小学校でキノコ狩りなどをしました。
南大東島には山がないということで島の児童らは、はじめてのキノコ狩りを楽しんでいました。
会ったばかりの両校の児童ですが、すぐに打ち解けあい、交流を楽しんでいました。
夢ケーキ作りにも挑戦
また南大東小の子どもたちは、27日、伊那市上牧の菓匠しみずでケーキづくりに挑戦しました。
子どもたちは、思い思いにデザインしたオリジナルケーキを作りました。
菓匠しみずのシェフパティシエ・清水慎一さんは、南大東島産の青パパイヤを使ったケーキを考案したことなどが縁で今年2月に島を訪れました。
島にはケーキ屋がないため、本格的なケーキづくりを楽しんでもらおうと、住民を対象にしたケーキ講習会も開きました。
そこで、南大東村の教育委員会が、菓匠しみずが子ども達の夢を形にしたオリジナルケーキをプレゼントする取り組みを行っていることを知りました。
伊那を訪問する際、子どもたちにケーキ作りを体験させたいと清水さんに話をもちかけ、今回実現しました。
子どもたちは、チョコレートなど使って、ケーキに飾る特産品のサトウキビや青パパイヤなどを作っていました。
子どもたちは、ケーキづくりのお礼に、島唄を披露しました。
出来上がったケーキは、ホームステイ先で味わったということです。
南大東小の一行は、4泊5日の日程を終え帰途につきました。