東山魁夷館開館20周年記念版画展
伊那文化会館で21日まで
東山魁夷館の開館20周年を記念した東山魁夷版画展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には、東山魁夷の生涯の作品の中でも代表的な作品の版画100点ほどが並んでいます。
版画は、魁夷の日本画を基に複製されたものが主で、そのほか、オリジナルの版画もあります。
東山魁夷は、昭和を代表する日本画家で1999年に90歳で亡くなりました。
横浜に生まれ神戸で育ち、千葉県にすまいを構えますが、長野県を「作品を育ててくれた故郷」と呼び、79歳のときに、作品を長野県に寄贈します。
それを記念して東山魁夷館が長野市に建てられ、今年20周年を迎えました。
今回は、東山魁夷の足跡を辿れるように、時代に沿って作品が展示されています。
この東山魁夷展は、11月21日(日)まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
入場料は、一般300円、高校生以下は無料です。