交流の場へ 一棚古本市開催
伊那市の伊那図書館で、本棚を利用した古本のフリーマーケット「一棚古本市」が3日、開かれました。
一棚古本市には、伊那市や南箕輪村の10人が出店しました。
この古本市は、人と本、人と人の交流の場にしようと、伊那図書館が初めて企画したものです。
本を棚に並べて販売する方法で、今回、旧上伊那図書館で昭和5年から使用されていた本棚が使われました。
本の購入には、現金に加えて、伊那図書館が発行した図書館地域通貨「りぶら」も、クーポン券として利用されました。
本を販売した店主たちは、情報交換をしたり、訪れた客と本の話をして交流していました。
伊那図書館では、「古本市を通して交流が図られ、さらに地域通貨の利用で新たなコミュニケーションが広がったらうれしい」と期待を寄せていました。