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国立信州高遠青少年自然の家の開所20周年記念式典

国立信州高遠青少年自然の家の開所20周年記念式典

 伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家の開所20周年を祝う記念式典が5日、開かれました。
 記念式典には、関係者や地域住民などおよそ150人が集まりました。
 自然の家は、青少年の健やかな身体と豊かな心を育むことを目的に平成2年に建てられました。
 平成7年から年間およそ10万人が利用していて、20年間で177万人が訪れています。
 式では山本裕一所長が「広く地域の方に支援してもらいながら、子ども達の抱える問題に真正面からぶつかっていきたい」と挨拶しました。
 この後開かれた講演会では、2代目の所長として5年間勤めた松下倶子さんが「成人式を迎えた国少への期待」と題し、自身の思いを話しました。
 松下さんは、政府の行政刷新会議の事業仕分けで、国少の運営を「自治体、民間への移管」とされていることに触れ「量的に評価をされやすいが、成長にとっては質が大事ということ。豊富な自然体験の活動の成果はずっと先にやってくる。長い目で見る必要がある」と話していました。

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