手良地区地域支えあい講演会
木原孝久さんが講師を務める
伊那市は、隣近所の助け合いについて考える「手良地区地域支えあい講演会」を27日、手良公民館で開きました。
講演会には、地域住民や区の関係者などおよそ40人が集まりました。
手良地区は、昨年度から「認知症地域支援体制構築等推進事業」のモデル地域となっていて、認知症の学習会などを開いてきました。
27日は、その事業の一環として講演会を開きました。
講師は、30年以上にわたり住民流の福祉のあり方について研究している木原孝久さんが務めました。
木原さんは「助け合いはお互いが協力すること。助ける側はおせっかいでもいいので、相手の心をこじあける。助けられる側は“助けて”と言えるようになることが大切」と話していました。
伊那市では、「手良地区をはじめ、全ての地域がお互いを支えあっていける町になってほしい」と話していました。