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大学生が「ローメン」で卒業論文

大学生が「ローメン」で卒業論文

 伊那市の名物料理「ローメン」。このローメンを卒業論文のテーマに取り上げている大学生が、27日、伊那市内の飲食店で取材をしました。
 伊那市美篶の飲食店「萬楽」。
 27日、この店を訪れたのは、早稲田大学の4年生、岩波祐樹さんです。
 岩波さんは、B級グルメにスポットを当て題材を探していたところ、教授に勧められたことや、諏訪市に住む親せきからローメンの話を聞き、6月に卒業論文の題材をローメンにすることを決めました。
 テーマは「食による地域活性化の可能性」です。
 伊那市を訪れたのは今回5回目で、これまでに10杯近くのローメンを食べ歩いたということです。
 岩波さんは、ローメンズクラブ会長で萬楽店主の正木金内衛さんに、店を始めた経緯やこだわりなどを質問していました。
 正木さんは「県外からローメンを取材に来てくれるのはとてもうれしいこと。ローメンの広がりを感じる」と話していました。
 岩波さんは「最初ローメンを食べた時にはあまりおいしいとは思わなかったが、今ではローメン中毒。自分ならではの論文を書き上げたい」と話していました。
 卒業論文の提出期限は1月12日だということで、岩波さんは12月中にも伊那市内の飲食店で取材を行うということです。

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