「ふくみ会」が母校に寄付
昭和29年度の美篶村立美篶中学校の卒業生でつくる「ふくみ会」が1日、美篶小学校に15万円を寄付しました。
1日は、「ふくみ会」の会員5人が美篶小学校を訪れ星野政寛校長に寄付金15万円を手渡しました。
「ふくみ会」は昭和29年度に村立としては最後となる美篶村立美篶中学校の卒業生でつくられていて、会員は82人います。
卒業年度の29をフクと呼び、みすずのミを加えて、「ふくみ会」と名づけました。
「ふくみ会」はこれまで、母校の美篶小学校に本を寄贈する活動をおこなってきました。
今回は学校側に好きな本を選んで買ってもらおうと、寄付することを決めました。
寄付金を手渡した「ふくみ会」の赤羽仁さんは、「私たちが学校に通っている頃は着るものも、食べるものも不自由していて、とても本を買うことはできなかった。
今の子どもたちには本を読むことの楽しさを学んでもらいたい。」と話していました。