ザザムシ漁 解禁
天竜川の冬の風物詩
天竜川の冬の風物詩、ザザムシ漁が1日、解禁となり、愛好者が漁を楽しみました。
箕輪町の天竜川では、町内に住む、小森一男さんが、漁を楽しんでいました。
小森さんはザザムシ漁を始めて今年で6年目。
天竜川漁業協同組合から取得した「虫踏み許可証」をつけ、川の中の石をひっくり返すため、足の裏には、ガンジキを付けます。
ザザムシは石の裏に多くいて、小森さんは、水中に流したザザムシを四つで網で捕まえていました。
ザザムシはカワゲラやトビケラなどの総称で古くは貴重なタンパク源として、今は珍味として
佃煮などにして食べます。
天竜川漁協によりますと、漁解禁日の1日、許可証を取得した人は15人だということです。
ザザムシ漁は2月末までで、年末から年始にかけて水温が下がると身がひきしまり、味もよくなるということです。