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交通死亡事故現場診断と防止策を検討

8日、七久保の事故を受け

交通死亡事故現場診断と防止策を検討

駒ケ根署は8日飯島町七久保で発生した交通死亡事故を受け、13日、広域農道(県道飯島飯田線)七久保地籍の交通死亡事故現場で現地診断を行った。
 同署や伊那建設事務所、飯島町、伊南交通安全協会、地元など関係者ら約30人が参加。 現場では渋谷保人交通課長が事故概要を説明。事故は8日午前6時35分ころ、駒ケ根市方面から松川方面に前車に追従中の軽4自動車が緩やかな右カーブで、黄色センターラインをはみ出し、対向してきた普通貨物自動車右前部角・側面部に自車右前部を衝突させ、乗車していた女性(49)が即死したもの。事故原因について「トラックや後続車の運転者の話では、徐々に対向車線にはみ出し、衝突した。前方の安全を確認しないまま、漫然と運転していたと見られる」と話した。
 飯島町役場で行った対策会議では、事故防止対策として、伊那建設事務所は▽センターラインの両側にドットマーク(点線表示)を入れる▽カーブの手前に衝撃を与え、音を発生させる切りこみを入れる▽注意を喚起させる看板の設置-を検討するとし、駒ケ根署は同路線の速度取り締まり強化、町、安協は町ぐるみの啓発活動-などを挙げた。
 このほか、地元の高遠原耕地の片桐恒美総代は「現場は濃霧が発生しやすい場所で危険、対策を」などの要望もあった。

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