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マロニー(株)伊那工場起工式

雇用拡大に期待

マロニー(株)伊那工場起工式

 伊那市が企業誘致した食品製造会社、マロニー株式会社の伊那工場の起工式が8日、伊那市小沢で行われました。
 市では経済情勢が厳しいなか、雇用拡大に期待を寄せています。
 起工式には、マロニーの関係者や市職員などおよそ20人が出席しました。
 マロニーは大阪に本社を置く食品メーカーで創業は1950年。大阪のほか、浜松、福岡に工場があり、伊那工場は4番目となります。
 じゃがいものでんぷんを原料とする、でんぷん麺が主力で、今年7月の決算時の売上高は28億円、従業員数は、およそ160人です。
 マロニー伊那工場は、小黒川パーキング北西側に建設され、工場の延べ床面積は5000平方メートルを予定しています。
 その後拡張し最終的には、およそ1万平方メートルを計画しています。
 来年7月から予備操業を開始し、再来年春からの本格稼働を目指します。
 従業員は全て地元から採用する予定で初期段階は50人ほど、最終的には120人ほどを計画していて、工場責任者は伊那市手良の伊藤功さんに決まっています。
 企業誘致を進めてきた伊那市では、経済情勢が厳しいなか雇用拡大に期待を寄せています。
 マロニーでは技術者や監督職などは既に募集を始めていて、作業者については、来年5月頃から順次募集をはじめていくということです。

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