「理鏡」の縁 吉良公を供養
伊那市美篶青島などの住民有志「理鏡様を語る会」
12月14日は忠臣蔵で知られる、赤穂浪士討ち入りの日です。
それに合わせ愛知県吉良町の華蔵寺で行われた吉良上野介の法要に伊那市美篶青島などの住民有志でつくる、「理鏡様を語る会」会員が参列しました。
理鏡様を語る会は、赤穂浪士討ち入りの際吉良上野介に仕えていた理鏡が、後に僧となり全国行脚の末、美篶青島で晩年を過ごしたされていることから、その徳を偲ぼうとつくられたものです。
愛知県吉良町の華蔵寺には、吉良上野介の墓があることから毎年法要が行われていて、今日は語る会会員11人が理鏡の縁で参列しました。
会員らは吉良上野介の墓の前で手を合わせ冥福を祈っていました。
法要では他に、地元の、吉良小唄保存会が吉良小唄を披露していました。
理鏡の縁により、青島と吉良町の住民は互いに両地域を行き来するようになっていて、今後も交流を深めていきたいと話しています。