伊那市 保育園統廃合計画案示す
伊那市は、保育園の整備計画について、平成27年度までに竜東、伊那東、伊那北の3園を2園に、高遠第4、第1保育園を1園に、東春近中央、東春近南部を、同じく1園に統合したいとする計画案を、14日に開かれた伊那市議会社会委員会の協議会で示しました。
伊那市では、効率的な保育運営と老朽化した園舎への対応のため、保育施設の整備計画を検討してきました。
その結果、老朽化の著しい施設を優先的に園児数の推移などをみながら施設の統廃合や休園などを進めるとする計画案をまとめました。
それによると、統廃合を行う場合は、合併特例債や過疎債で施設の増改築ができる平成27年度までに実施する予定です。
具体的には、竜東、伊那東、伊那北の3園を2園に、高遠第4、第1保育園を1園に、東春近中央、東春近南部を同じく1園に統合する計画です。
また、現在休園中の新山保育園は、来年度から5年間の経過措置期間を設け、それでも状況が変わらなければ、廃園とします。
同じく、園児数が定員の50%に満たない伊那西部保育園は、平成24年度から休園とし、新山と同じく5年間の経過措置を設けて廃園とします。
これらの案は、伊那市議会全員協議会で示すほか、年明けから地元説明会を開き、話し合いを進めていく予定です。