いなっせで消防・防災訓練
高所からの避難機器使用法学ぶ
伊那市のいなっせで17日、消防・防災訓練が行なわれました。
いなっせのような複合ビルでは、年2回の訓練が義務付けられています。
17日は、いなっせに入っている店舗や事業所から35人が訓練に参加しました。
6階のホール横にあるホワイエでは、高い所からロープを使って降りる避難機器の使い方を消防署員から学びました。
この避難機器は、いなっせに5台設置されていて、万が一火災などで逃げ遅れ、高い場所に取り残された際に使用します。
火災予防の講義では、電気が火災の原因になることが多い、喫煙場所を明確に、日頃からの安全点検が大切などと説明を受けていました。
いなっせ管理組合では、「こうした機会に入居者が顔を合わせ、安全確認をすることで、火災の際に入館者の命を守っていくことにつながる」と話しています。