講演会「井月と美篶」に学ぶ
井上井月顕彰会による講演会「井月と美篶」が18日、伊那市美篶の青島公民館で開かれました。
井上井月顕彰会は県の地域発元気づくり支援金を受け、上伊那各地でセミナーを開いています。
この日は、漂泊の俳人井上井月にゆかりのある美篶での講演会で、会場にはおよそ50人が集まりました。
美篶井月会代表の矢島太郎さんが、井月と美篶の俳人について話しました。
江戸末期から明治にかけて、美篶地区では俳句が普及し、多くの俳人が活躍していたといいます。
矢島さんは、多くの俳人が存在し活躍していたことが、井月が美篶に滞在した理由の一つと話しました。
会場には、井月の俳句などの屏風や本も展示されました。
屏風には、井月の作品などが集められています。
矢島さんは、井月と親交のあった橋爪玉斉が描いた井月の肖像画や、井月の句などを紹介していました。