創造館逸品展記念講演会
明治時代の国民国家形成について
伊那市の創造館で23日、明治時代の国民国家形成についての講演会が開かれました。
講演会は、創造館の逸品展「白旗縲恣垬I戦争の終結と歴史の転換縲怐vに合わせて開かれたもので、およそ80人が訪れました。
講師は、上伊那郷土研究会会長の伊藤一夫さんです。
「国民国家形成への足どりと日清・日露戦争」と題して、明治時代の日本について話しました。
伊藤さんは、江戸時代まではなかった国民という概念が明治のころにでき、その概念の形成に唱歌が大きな力になったことを話しました。
伊那市高遠町出身で東京芸術大学初代学長の伊澤修二が唱歌と遊戯の教育の基礎を築き、国民形成に貢献したと話していました。