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伊那市火災防御訓練

伊那市火災防御訓練

 05年度伊那市火災防御訓練が16日、御園区の公民館や白山グラウンド周辺であった。大規模火災を想定した訓練で、市の防災関係機関と御園区民が連携し、ブロック防御、初期消火、出動、遠距離中継送水など、有事に備えて訓練に励んだ。
 訓練は、1次火災で建物から出火。2次火災は消火活動で鎮圧状態になったが飛び火により白山グラウンド西側の山林から火災が発生。風にあおられて延焼拡大、付近の住宅に延焼の危険が迫った-との想定。
 伊那消防署と市消防団は出動、中継送水・放水、転戦防御、救護、防災ヘリコプター要請など、警察署と交通安全協会は消防警戒区域設定、交通規制などの訓練に取り組んだ。
 区民は白山グラウンドで、D型ポンプ消火、ジェットシューター消火、消火器消火などの訓練をした。
 婦人消防隊の北部と中部の2隊は、隊所有のD型ポンプで放水訓練。訓練開始の合図で隊員がホースを連結し、火点に向かって放水した。有事に女性も出動できるようにと組織した隊で、ポンプ奏法の練習をし、運動会でも披露している。参加者は、「緊張したがスムーズにできた。緊張感ある中での訓練は大事」と話していた。

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