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2511/(月)

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伊那市西箕輪上戸のでえもんじ

小正月の伝統行事伊那市内で唯一

伊那市西箕輪上戸のでえもんじ

 伊那市西箕輪上戸に、古くから伝わる小正月の伝統行事「でえもんじ」が14日の早朝に行なわれました。
 まだあたりが暗い午前5時、区の中心の辻に男衆が集り、各戸で作った紙製の巾着袋を飾りつけます。
 長さ12メートルの木の先端部分には、竹ぐしに色紙を巻きつけた花を飾ります。
 上戸のでえもんじは、伊那市内では、由一行なわれている道祖神まつりの一つで、厄除けや家内安全、五穀豊穣などを願います。
 その昔、面倒だからということで、1年中止したところ、村に疫病がはやり5人が死んだとの言い伝えもあり、再開してから今日まで続けられています。
飾りつけが終わり、準備が整うと、全員が力をあわせていっきに建てます。
 でえもんじは、小正月が終わるまで飾り、20日の早朝におろします。
 でえもんじ建てが終わると作業小屋でお神酒の乾杯。
こどもたちも混ざり、あつあつのトン汁で暖をとっていました。
14日の伊那地方は、氷点下10度ほどまで冷え込みました。

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