公民館講座で鷹を飛ばす
伊那市の富県ふるさと館が行っている公民館講座で14日、鷹を飛ばす実演がありました。
この実演は公民館の歴史講座「伊那と鷹狩り」の中で行われたものです。
鷹は公民館主事の白鳥俊道さんが5年前にペットショップで購入したものです。
鷹は犬や馬のように人間に慣れ、古くから鷹狩りが行われてきました。
白鳥さんは人間に慣れる動物の特長として、群れをつくる、または肉食であることと説明していました。
群れをつくる動物はリーダーを頂点とする縦社会をつくることから、
飼い主をリーダーとし、言うことを聞くようになるということです。
また肉食動物は狩りをする性質を利用し、成功したときにエサを与えることで慣れてくるということです。
白鳥さんは他に、三代将軍徳川家光が高遠に鷹狩りに訪れたときに、異母兄弟の保科正之と出会ったことなど伊那の歴史と鷹狩りの関連などについても説明していました