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2511/(月)

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早大生の「ローメン」の論文が完成

早大生の「ローメン」の論文が完成

 伊那市のご当地料理「ローメン」を題材に卒業論文を書いていた、早稲田大学4年生の岩波祐樹さんの論文が完成しました。
 卒業論文のタイトルは「B級ご当地グルメによる地域づくりの過程」縲恍キ野県伊那市ご当地グルメのローメンを事例として縲怩ナす。
 岩波さんは早稲田大学教育学部社会科地理歴史専攻の4年生です。
 論文のテーマについて悩んでいた去年6月、教授に勧められてローメンを研究することにしました。
 去年10月から12月にかけて、伊那市内でローメンを扱っている飲食店を取材し、論文を完成させました。
 論文は5部構成で、ご当地グルメと地域づくりの関係性、ローメンの特徴と誕生秘話、むらおこし事業としての課題と可能性などが書かれています。
 岩波さんは「最初は論文が書けるような題材ではないと思っていたが、取材するたび書くことが増えていった。ローメンの奥深さを感じた」と話していました。
 ローメンズクラブ会長で、萬楽の店主、正木金内衛さんは、完成した論文を読んで「私たちが60年以上続けてきたローメンについて、歴史などがしっかり書かれていて、情熱が感じられた」と話していました。
 また、正木さんは「この論文を、店同士の意思の統一や、意識向上の一助にできれば」と話していました。

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