ガソリン車を電気自動車に
整備士が技術学ぶ
ガソリン車を電気自動車に変える、てづくり電気自動車教室が19日、伊那市上牧の株式会社オートパル上伊那で開かれました。
この教室は将来、電気自動車の普及が予想されるなか、電気自動車に関する技術を習得しようとオートパル上伊那が開いたものです。
教室では軽自動車のエンジンなどが全て取り外され、整備士が配線図を見ながらパーツを組み立てていました。
指導にあたったのは新潟県長岡市のEVホンダ株式会社社長の本田昇さんです。
本田さんはガソリン車を電気自動車に変える活動を全国でおこなっています。
本田さんがつくる電気自動車は、フル充電すると30キロから40キロほど走るもので、買い物など家の近くを走ることを想定しています。
大手メーカーと比較して走行距離は短めですが、その分値段が割安でセカンドカーをターゲットにしています。
本田さんは、地道な活動で環境に優しい電気自動車を普及させたいとしています。
オートパルでは、電気自動車に関するノウハウを得ることでビジネスチャンスにつなげたいとしています。
教室は3日間開かれ、最終日には実際に走ってみるということです。