竜北保育園で栃の実使った餅つき大会
伊那市の竜北保育園で21日、保育園の庭で収穫した栃の実を使った餅つき大会が行われました。
餅つき大会には、年少から年長までの園児と、地域のお年寄りなどおよそ80人が参加しました。
竜北保育園には、栃の木が5本あり、毎年多くの実が収穫できることから、栃の実を使ったクッキー作りなどを行っています。
地域のお年寄りから餅に混ぜてもおいしいと教えてもらったことから、今回初めて栃の実入りの餅をつくりました。
21日は、去年とれた栃の実3.5キロを12キロのもち米に混ぜて餅つきをしました。
年少の園児は大人に支えられながら、かけ声に合わせて一生懸命、杵をついていました。
竜北保育園の塚本晶子園長は「自分たちが収穫したものを食することで、食に対する興味や感謝の気持ちを持ってもらいたい」と話していました。
出来上がった餅は、きな粉や砂糖醤油などを付けて味わったということです。