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二酸化炭素の排出量削減考える

二酸化炭素の排出量削減考える

 二酸化炭素削減へ、今実践できる活動について考える「自然ふれあい講座」が、22日、いなっせで開かれました。
 講座には、市内外からおよそ20人が参加しました。
 講座は、目に見えない二酸化炭素を体感し、二酸化炭素削減のきっかけにしてもらおうと、長野県環境保全研究所が3年前から開いています。
 この日はまず、自分の家から出ている二酸化炭素の量がどれくらいか、光熱費やガス代、車の燃料代などをもとに算出しました。
 研究所によると、長野県の一般家庭の二酸化炭素排出量は、1か月平均で831キログラム。そのうち、電気を使って出る二酸化炭素は3割を占めています。
 この後、グループごとに何をしたら二酸化炭素を削減することができるのかを話し合いました。
 ある男性は「やっているつもりでもなかなか結果として出ない。効果のあるものを家で実践したい」と話していました。
 環境保全研究所の畑中健一郎さんは「長野県では二酸化炭素の増加が著しい。ひとりひとりが二酸化炭素を減らす活動を行っていくきっかけになれば」と話していました。
 長野県環境保全研究所では今後も、二酸化炭素の排出量削減に向け、実際に行動に移してもらえるような講座を開いていきたいとしています。

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