野ひばりの会が梅おこわを使ったおやきの開発に着手
宮田村の農業女性グループ「野ひばりの会」は、村のシンボルでもある「梅」などを使って新たな味の開発を始めた。梅干し入りのおこわが入ったおやきを試作。今後も研究を進め、イベントなどで提供したい考えだ。
農産物の直売や加工に取り組む同会。おやきにも力を入れ、カレー入りのおからを具材にするなど意欲的に研究を進めている。
村には「梅」に関する伝説が残っていることから、具材に使えないかと思案。会の研修旅行で食べた赤飯まんじゅうにヒントを得て、試作することになった。
このほど村民会館の調理室に約20人のメンバーが集合。炊きあがったおこわの中に刻んだ梅干しを入れ、適当な大きさに丸めた。
おやきの皮も小麦粉と重曹、小麦粉と蒸しパンミックスなど数種類を用意。何が一番マッチするか、出来あがったおこわを具材にして試食した。
「ちょっとパサつく」「皮が厚いかな。具はもっと少なくてもいい」など、積極的に意見を交換した。
この日は、切干大根やナス味噌などの具材を使ったおやきもあわせて試作。
会長の橋爪千春さんは「梅はさっぱりしていて使えそう。色んな皮や具にチャレンジしていきたい」と話していた。