伊那北理数科課題研究発表会
伊那北高校で29日、理数科の2年生による課題研究発表会が開かれました。
伊那北高校の理数科では、毎年2年生が理科・数学の分野から興味、関心のある課題について1年かけて研究をしています。
理数科の生徒は40人で、同日は9つの班が、熱気球やバイオ燃料などの課題について研究してきた結果を発表しました。
ある班は、空気砲について物理の観点から研究しました。
空気砲は、穴をあけた段ボール箱を叩くと空気が飛び出すものです。
穴の面積や箱の劣化具合など条件を変えて実験し、空気の速度がどのように変化するか調べました。
実験の結果、最も空気の速度が速かった空気砲で、ろうそくの火を消す実演も行われました。
西山高志教諭は、「研究を通して、内容だけでなく、研究に対する自主的な姿勢も学ぶことができたと思う」と話していました。