下県交流センター 竣工式
伊那市美篶下県地区の新しい地域交流施設「下県交流センター」が完成し、30日に竣工式が行われました。
この日は関係者およそ90人が参加して、テープカットなどで施設の完成を祝いました。
下県地区では、これまで使われていた公民館が老朽化していたため、新しい施設の建設が進められてきました。
新しい施設は、敷地面積1,339平方メートル、延床面積308平方メートルの木造平屋建てで、主に県産材が使われています。
総事業費は6,400万円で、そのうち、4,300万円は国からの補助が充てられ、残りは地区住民が負担しています。
あいさつで白鳥孝伊那市長は「県産材を使った暖かい施設ができた。地区のみなさんの語らいの場にしてもらいたい」と話していました。
赤羽正義区長は「地域の輪を大切にする下県地区にとって素晴らしい施設ができた。交流の場として、災害拠点として幅広く活用していきたい」と話していました。