上伊那地区社会教育委員連絡協議会の地区研修会
上伊那地区社会教育委員連絡協議会の地区研修会が1日、伊那市のいなっせで開かれました。
地区研修会には、上伊那8市町村の社会教育委員や職員およそ60人が集まりました。
社会教育委員は、学校教育や社会教育の関係者などから、教育委員会が委託しているものです。
研修会は、情報交換や資質向上などを目的に毎年この時期に開かれています。
上伊那8市町村が持ち回りで事例発表を行っていて、今回は、伊那市の委員や職員の3人が、取り組みについて発表しました。
このうち伊那市教育委員会生涯学習課の飯島智課長補佐は、社会教育委員制度が抱える課題として、社会教育は幅広く抽象的であることをあげ、「委員自らが教育の場に出向いて働きかけることや、存在と役割を知ってもらうことが必要」などと話しました。
上伊那地区社会教育委員連絡協議会では、研修会の報告や会員の意見をまとめ、会の向上を図っていきたいとしています。