信州新世代のアーティスト展
長野県ゆかりの若手芸術家による、信州新世代アーティスト展が4日から伊那文化会館で始まります。
信州新世代アーティスト展は、県の若手芸術家支援事業として、開かれるもので3名の芸術家が出品します。
彫刻家で飯田市出身の木下雅雄さんは、強化プラスチックを素材とした作品23点を出品しています。
作品は神話で出てくるものや、キャラクターものなどを筋肉むきだしの立体解剖図として表現しています。
木下さんは台湾などでも個展を開くなど国際的に活躍の場を広げています。
写真家で松本市出身の高木こずえさんは、様々な写真を組み合わせ、色を加工した作品42点を出品しています。
高木さんは多様な表現力やユニークな着眼点が評価されていて写真コンテストでも多くの作品が入賞しています。
メディア・アーティストで中野市出身の馬場哲晃さんは芸術工学をキーワードに作品を介して人と人が触れ合うことで音がでるスキンシップ楽器を作っています。
この作品は子どもの、おもちゃとして商品化もされています。
これら個性的な作品が並ぶ信州新世代のアーティスト展は伊那文化会館で13日日曜日まで開かれています。