引持で大数珠回し
五穀豊穣や無病息災を願う伝統行事、大数珠回しが6日、伊那市高遠町の引持生活改善センターで行われました。
大数珠回しは、伊那市高遠町上山田の引持集落に江戸時代から受け継がれている伝統行事で、6日は、集落の34戸からおよそ50人が集まりました。
集まった人たちは、輪になって座り、大きな数珠を回しながら、南無阿弥陀仏と唱えていました。
数珠の中には、一つだけ大きな玉があり自分の所へ回ってくると頭を下げ、願い事をしていました。
引持集落の住民は「地域の行事を大切にし伝えていきたい」と話していました。